「厄介な表題登記」のその後(2018.1.20)

昨年12/16の日記で書いた所有権証明情報が全くない「厄介な表題登記」のその後の経緯です。
@12/24に依頼者宅にお邪魔して1時間30分に亘りヒアリングをしました。
Aヒアリング結果を基に12/28に管轄法務局に登記相談票で相談を出しました。
B1/4に法務局から電話がかかってきて相談票について詳しいヒアリングを受けました。
C1/12に法務局としての結論が出ました。

昭和20年代に建てられた所有権証明情報が全くない未登記建物4棟の原始取得者は、依頼人は依頼人の父母だと言っているが、その当時の土地の所有権登記名義人は祖父であることから、未登記建物4棟の原始取得者は祖父である可能性が高いと法務局としては判断したという結論でした。

また、依頼人が口頭で原始取得者は父母であると言っても、原始取得者は祖父であることが覆ることにはならないとも言われました。

昔は子沢山が普通ですから、祖父が原始取得者だとしたら、どこまで相続人が広がっていくのか絶望的になりましたが、再び依頼者へヒアリングした結果、母親は祖父の一人娘であることが判明し、何とラッキーだろうと胸をなでおろしました。

また、依頼人のご兄弟も既にお亡くなりになっていて、その子や配偶者もいない天涯孤独の身の上であることもわかりました。

今、相続関係説明図を作成中ですが、原始取得者が祖父であったとしても、相続関係上依頼者の所有に帰すことは明らかで、そうなると依頼人からの上申書のみで通してもらえそうなので、ほのかな光明が見えてきたようです。

それにしても、所有権証明情報が全くない建物表題登記は手間がかかることを改めて実感しています。本当にしんどいです。

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